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::: 3月の風水開運アドバイス :::

2019/03/01

多良間島

 3月に入り、そろそろ平成の次の元号は何になるのかと気になりだしましたが、4月1日の発表当日までは秘密厳守のようです。
 今回は中国の古典だけでなく日本の古典も参考にして決定するということですから、選択範囲が広がり楽しみです。

 先日、琉球王朝時代の風水資料調査のため石垣島の八重山博物館を訪問しました。
 沖縄本島の首里や那覇は太平洋戦争で焼け野原となったため古い資料がほとんど残っていませんが、八重山諸島は大きな戦災が無かったため比較的古い文献資料が残っています。

 今回、閲覧・撮影許可を取って見ることが出来たのは、琉球王朝末期から明治後期にかけての風水の内容がわかる、『風水書』与儀兼徳写本、『風水書』忠順氏良慶写本と自作の羅盤でした。

 風水知識を持たない離島の人の写本だから不正確で雑なものだと思っていたのですが、現物を見て考えが変わりました。予想していた以上に文字や図、内容がきちんとしていました。この写本の筆者は学識ある人で、風水の知識もある程度持ち合わせていたように感じました。

 忠順氏黒島良慶自作羅盤のモデルとなった羅盤は現存していないので、その所有者であった風水師も風水の流派もわかりませんが、盤面からは三合派のようです。
 また、磁針のある天池の部分は金具とガラスを上手に加工して隙間なく作られており、現在でも使用可能です。

 お世話になった学芸員の寄川さんによれば、羅盤を自作した忠順氏黒島良慶という人は手先の器用な人で、もともと地元の船に乗せる羅針盤を作っていたそうです。
 明治になって風水知識が民間に伝わっていく過程で羅盤が必要となり、自作したのではないでしょうか。
 彼の後継者は自ら風水を鑑定することはせず、必要とする人に有料で貸し出していたようで、現在では琉球王朝時代の風水知識や羅盤を用いて風水判断をする人はいないみたいです。
 残念ながら、八重山でも琉球王朝時代の風水知識は次世代には伝わらず、民間伝承としてわずかに残っているだけのようです。

 一方、琉球王朝時代の風水が井形の街並みや集落景観、抱護林として形を残しているのが、竹富島、多良間島です。今回、この両島にも足を延ばして現況調査をしてきましたが、その様子はまたいつか書きたいと思います。

竹富島

【桃の節句 ひな祭り】
 三月の風水行事といえば、3月3日の「ひな祭り」です。
 女の子のいる家庭ではひな人形を飾って、白酒、菱餅、あられ、桃の花などをお供えして、娘の健全な成長と幸せな結婚を願います。

 ひな祭りは、もともと宮中や貴族の間で穢れを祓う習慣儀式でした。人型の紙人形や土人形で身体を撫でて穢れや禍などを人形に移し、川や海に流したり、祈祷所で祓い捨てたりしたのが始まりです。鳥取では、雛人形を川に流す「流し雛」の風習が残っています。

 風水が中国から日本に伝わって陰陽道や修験道に影響を与えたわけですが、人型の紙人形を使った病気治療の祈祷や呪術も行なわれていたようです。この頃の「人形」というのは、飾りではなく「自分の身代わり」としての役目が強かったようです。

 ひな祭りの時に供えられるお膳にも風水的意味があります。桃の酒は桃の花を浸した酒で、三月三日の桃の節句に飲めば百病を除くと言われています。桃は古代中国では邪気を祓う仙木と考えられていたため、桃の酒を飲むようになったようです。

 事実、桃の葉は、あせも、ただれに効果があり、葉の汁を飲むと魚の中毒を緩和するということで昔から使われてきました。日本でも魔除けとして桃の木を用います。神符なども「桃符」と呼ばれることがあります。

 桃酒と白酒を供えるのは、紅白で縁起が良いから。菱餅は菱形で紅・白・緑の三層になっています。風水的には、菱餅の形は心臓の形をあらわし、赤のくちなしが解毒、白の菱が血圧低下、緑の蓬が増血の役割を持っています。

【三線の日】
 3月4日は沖縄では三線の日です。
その由来は琉球放送のホームページに次のように書かれています。
「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」は、1993年(平成5年)に琉球放送が提唱して始まりました。「ゆかる日」は、佳かる日・佳日から縁起のいい日・めでたい日の意味で、「まさる日」は、優る日・勝る日の意味を持ち、「さんしんの日」を、よりめでたく、特徴づけるために重ね言葉にしました。3月4日としたのは、「さんしん」の語呂合わせからです。

 この日は、沖縄県内外で様々なイベントが開催されます。
詳細は琉球放送のウエブサイトをご覧下さい↓↓↓
https://www.rbc.co.jp/34day/

【お彼岸】
 今年は21日が春分の日、18日〜24日がお彼岸にあたります。
 この時期には本土でも沖縄でも先祖供養を行ないます。
 沖縄ではお墓参りをしませんが、屋敷を清め、仏壇に餅、豆腐、豚肉、昆布などの御重を供え、紙銭を焼いて先祖の霊を慰める風習があります。

 春分の日は昼と夜の長さが同じになり、これから昼が長くなっていきます。
 本土では「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の変わり目です。風邪をひかないように、体調には注意なさって下さい。

多良間島

【今月の祝い事によい吉日など】
3月の吉日は2日(土)、16日(土)、31日(日)。
ラッキーアイテムはガラス皿、湯沸かしポット、甘酒。
ラッキーカラーは白、黒、ピンク。

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