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::: 屋敷御願と家屋敷の神様 :::

2018/03/24



 先週は全国的に暖かい日が続き、東京でも桜が開花し始めていますね。

 沖縄は夏日となって草木が一気に芽吹き、花を咲かせています。雑草も勢いを増してきたので、雑草取りや庭木、生垣の剪定をして屋敷を整えました。

 ちょうど春のお彼岸を迎えるにあたって我が家では屋敷のお清めと屋敷御願をしました。

 屋敷のお清めは普天満宮の神様から教えられたやり方(「琉球風水レッスン」参照)に従って、お塩と水と神語を唱えて行いました。

 今回お清めの仕方で簡素化できるところがあることに気づきました。このホームページの「琉球風水レッスン」では5〜10リットルぐらい水を使うように書いていますが、霊的な問題が無い普通の屋敷であれば、2リットルのペットボトル1本で十分です。

 また、清める順番は子(北)⇒卯(東)⇒午(南)⇒酉(西)と回るように行えばよいです。途中に門や玄関、勝手口を加えて下さい。さらに、邪気がありそうな気になる場所があれば、途中にそれを追加して清めます。

 塩や水を撒く回数も霊的な汚れが無く綺麗であれば一か所につき3回でも構いません。一か所で3×3=9回行えば十分で、それ以上撒く必要はありません。

 屋敷のお清めが終わると自分の心も清められて清々しい気分になります。



 沖縄の屋敷御願は「火の神(ヒヌカン)」を祀る家の主婦が行うことが多いのですが、我が家には火の神が無いので、私がサンクチュアリ(神を祀る聖所)にお供え物をして、家族が健康で楽しく豊かにこの土地に住まわせて戴いていることへの感謝の祈りを捧げ、これからも守っていただくよう祈願しました。

(火の神が無い家では神棚か神社のお札、あるいは信仰している神様の前で祈願されるとよいでしょう。)

 サンクチュアリで祈願した後、屋敷の四隅と玄関前から敷地の出入り口(門)に向かって屋敷御願をしました。

 やりかたは沖縄で一般的な屋敷御願とだいたい同じです。お酒、米、塩、奇数の果物、ウチャヌク(お餅)の代わりにお饅頭を供えました。

 驚いたことに、今回屋敷御願をしていると、だんだん“私自身が土地の神様と一体になってしまう”という不思議な感覚に入っていきました。

 人間の私が、土地の神となったもう一人の私に向かってお供え物をして、「家族をお守りください」と祈願し、土地の神となった私が、人間の私に向かって「あなたの家族を愛おしく思っています。日夜、悪いものから守っていますから安心して下さい」と答えるという不思議な体験をしました。

 自分で自分にお供え物をしていると思うとおかしくなり、思わず笑ってしまいました。
 お供え物は儀式的な物より、自分たちが食べたいと思うものを備えればよいのだと感じましたよ。



 元々の風水には住宅や屋敷は住む人と一心同体であるという考え方があります。

 家屋敷に無頓着な住人がごみを放置して家屋敷を穢れさせれば、住人の身体のその場所に対応した部分が病気になったり、運が悪くなったりすることは風水ではよく知られています。
 例えば、水周りやトイレを汚すと泌尿器の病を患いやすいと言われますが、トイレや水周りと人体の泌尿器とは氣の波動が類似し、関連すると考えるためです。

 そのため、風水では“屋敷を自分の身体”だと考えて、体調を崩さないように門や通用門、建物の配置、庭、駐車場の位置を決めていきます。
 同様に、“住宅を自分の身体”だと考えて、玄関や勝手口、水周り、トイレ、LDK、寝室、子供室などの間取りを決めていきます。

 ∞創造主である神は万物の親であるとともに宇宙のすべてのものの中に遍在しています。

 私たち一人一人の中にも神は宿っていますし、家屋敷にも神は宿っています。

 ですから家屋敷の神と屋敷御願をする人の神性が繋がって一つになることは有りうることだと思われます。

 親が子供を愛おしむように、家屋敷の神は住人を愛おしんでいます。住人が家屋敷をきれいに整えて愛着を持って暮らしていれば、いつの日か屋敷や住宅の神様と気持ちが通じていくようになることでしょう。

 今回の体験から、屋敷御願は主婦だけではなく、その家を建てた一家の主人が行うのも良い事だと感じました。家を創造した人と宇宙を創造した神は気持ちが近いからです。

 住宅や家族の生活に対して経済的に責任を持つ“一家の大黒柱”であるお父さんが家族を守りたいと思う気持ちと家屋敷の神様が家族を守りたいと思う気持ちには通じ合うものがあります。

 実際に自分で屋敷御願をしてみれば、日頃無事に暮らしているのを当たり前だと思っていたことが、家屋敷の神様、十二支方位の神様、天・地・海(竜宮)の神様など、様々な神様に愛され守られていたことを感じて、自然に感謝の思いが湧いてくることでしょう。

 そして、家族に対する愛情や家族を守りたいという思いが一層深まるでしょう。

 この日記を読んで屋敷の御願をしてみたいという方もいらっしゃると思います。
 沖縄であればお母さんやおばあさん、おばさんに尋ねれば、教えてもらえるでしょう。

 大切なことは形式的な事よりも気持ちです。失敗やご無礼になることはありませんから安心して実践されてみて下さい。

※他にも御願の体験談をメルマガに掲載しています。
 和来龍の面白風水メイル編↓↓↓
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::: 3月の風水開運アドバイス :::

2018/03/01

ハイビスカス

 2月に開催された平昌オリンピックも終わり、一気に春モードに入ってきました。
今回のオリンピックではこれまでで最も多いメダル13個を獲得して日本選手の活躍が目立ちましたね。
 大怪我から復帰したばかりの羽生選手の実力もさることながら、会場の雰囲気に呑まれずに自分の演技に徹し切った気迫が見事でした。
 また、スピードスケートやカーリングなど女性が明るい話題をたくさん提供してくれました。
 お陰で私たちも元気と勇気をもらって3月を気持ちよくスタートできます。

 3月になると沖縄は暖かな南風とともに大地に潤いが増す、うりずんの季節を迎えます。

 私はこの時期になると必ずと言っていいほど、尊敬する普久原恒勇先生作曲の沖縄県民歌『芭蕉布』の歌を想い出します。

海の青さに 空の青 南の風に 緑葉の
芭蕉は情けに 手を招く
常夏の国 我(わ)した島 沖縄(うちな)

 詞に歌われている糸芭蕉は沖縄の伝統工芸品「芭蕉布」の原材料でバナナの葉に似ています。琉球王朝時代には芭蕉布を上納するためにあちこちに植えられていたようですが、時代も変わり現在はあまり見られなくなりました。

 芭蕉布を日常生活で身に着けている人を見かけることはまずありませんし、どうやって作られているのかを知っている人も少ないでしょう。

 先日、「鈴木芭蕉布工房のしごと展」を見てきました。芭蕉布作家・鈴木隆太さんは、鈴木という本土の姓ですがお母さんが沖縄の人です。沖縄県立芸術大学工芸学部を卒業し、人間国宝・平良敏子先生のもとで学び、現在宜野座で工房を開業されています。
 芭蕉布づくりの工程が展示されていて、内容を丁寧に説明してもらいました。

”手間のかかる大変な作業だなあ”というのが最初の感想でした。

 芭蕉を植える畑作りから始まり、苗木を植えて3年後に刈り取って皮をむき、繊維から糸を作り、それを染め、布を織るまでの工程をすべて一人で、手作業で行っています。繊維産業が機械化されている今の時代では考えられないことです。

 たくさん作品が織れるわけでもなく、当然価格も高くなるので簡単に売れるものでもありません。お金儲けを考えたら割に合わない仕事です。後継者がいなくなるのも仕方ないことです。
伝統工芸を守っていくことの厳しさを感じました。

 それでも、鈴木さんはとても穏やかに優しい表情で芭蕉布の製作工程を話してくれました。“ああこの人は沖縄の人と文化が大好きなんだなぁ”と感じました。
これからも元気に続けていかれることを願っています。

鈴木隆太さんの紹介ページ↓↓↓
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鈴木隆太展

【桃の節句 ひな祭り】
 三月の風水行事といえば、3月3日の「ひな祭り」です。
女の子のいる家庭ではひな人形を飾って、白酒、菱餅、あられ、桃の花などをお供えして、娘の健全な成長と幸せな結婚を願います。

 ひな祭りは、もともと宮中や貴族の間で穢れを祓う習慣儀式でした。人型の紙人形や土人形で身体を撫でて穢れや禍などを人形に移し、川や海に流したり、祈祷所で祓い捨てたりしたのが始まりです。鳥取では、雛人形を川に流す「流し雛」の風習が残っています。

 風水が中国から日本に伝わって陰陽道や修験道に影響を与えたわけですが、人型の紙人形を使った病気治療の祈祷や呪術も行なわれていたようです。この頃の「人形」というのは、「自分の身代わり」としての役目が強かったようです。

 ひな祭りの時に供えられるお膳にも風水的意味があります。桃の酒は桃の花を浸した酒で、三月三日の桃の節句に飲めば百病を除くと言われています。桃は古代中国では邪気を祓う仙木と考えられていたため、桃の酒を飲むようになったようです。

 事実、桃の葉は、あせも、ただれに効果があり、葉の汁を飲むと魚の中毒を緩和するということで昔から使われてきました。日本でも魔除けとして桃の木を用います。神符なども「桃符」と呼ばれることがあります。

 桃酒と白酒を供えるのは、紅白で縁起が良いから。菱餅は菱形で紅・白・緑の三層になっています。風水的には、菱餅の形は心臓の形をあらわし、赤のくちなしが解毒、白の菱が血圧低下、緑の蓬が増血の役割を持っています。

【3月11日:東日本大震災の日】
 2011年3月11日、空前絶後の大災害が発生しました。
 あれから7年になります。
 被災者の皆様の心の傷は簡単に癒せるものではないと思いますが、苦しみを乗り越えて前向きに人生を歩んでいかれる姿に希望と勇気をいただいています。

 東日本大震災を教訓として、今後予想される東南海地震や首都直下型地震に備え、少しでも犠牲者を減らすことが大切だと思います。
 最近でも熊本地震や草津本白根山の噴火など想定されていない場所と日時に災害が発生しています。

 日本に住んでいる以上、地震はいつ、どこで起こってもおかしくないと考えたほうがよいでしょう。
 平常心、冷静な判断力と洞察力、協調性、あきらめない心、生きる力などを養っていきたいものです。

【お彼岸】
 今年は21日が春分の日、18日〜24日がお彼岸にあたります。
この時期には本土でも沖縄でも先祖供養を行ないます。
沖縄ではお墓参りをしませんが、屋敷を清め、仏壇に餅、豆腐、豚肉、昆布などの御重を供え、紙銭を焼いて先祖の霊を慰める風習があります。

 春分の日は昼と夜の長さが同じになり、これから昼が長くなっていきます。
 本土では「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の変わり目です。風邪をひかないように、体調には注意なさって下さい。

ビロウ

【今月のラッキーデー他】
3月のラッキーデーは4日、12日、20日
ラッキーカラーはゴールド、黄色、ピンク
ラッキーアイテムは木製の食器、花、メロンパン、桃酒

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