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1: 風水の基本
2: 沖縄サミット編
3: 風水の歴史
4: 地形からみる風水
5: 住宅の形から見る風水
6: 住環境
7: 土地の活かし方
8: 建物の配置と門・塀・アプローチ・玄関
9: 風水を取り入れた間取りプランの考え方
10: 住宅の配置と門・玄関
11: 台所(キッチン) 
12: 床の間  
13: 風水とトイレの話
14: 仏壇と神棚
15: 浴室と風水
16: 引越しと屋敷祈願
17: 吹き抜け
18: 部屋からの眺め
19: 鬼 門
吹き抜け
【吹き抜けのある住宅は凶か?:現場の体験談1】
 自営業をなさっているAさんから「家相の本に『吹き抜けのある住宅は凶』と書かれていたのだけれど本当ですか?」という質問を戴きました。

 最近は欧米の建築様式が入ってきてその見栄えのよさから階段を中心にして吹き抜けを設ける住宅が多くなったと思います。
 古代の建築物は平屋が多く吹き抜けはありませんでした。そのため、風水の古典には載っていません。これは応用問題ですね。皆様はどう思われるでしょうか?  私の実際の現場での体験では、全ての吹き抜けが凶というより、吹き抜けの位 置や大きさによって吉凶の差が出てくると言えます。
吹き抜けという応用問題を考える前に天井の高さについて考えてみましょう。
 風水では氣の流れを最も重要視しますが、その流れを考える上で重要な要素が光と風です。

 アジアモンスーン地帯に住んでいる私たちにとって最も厄介なのが湿気です。出来るだけ住宅の湿気を除去するために日当たり良い向きに住宅を建て、縁側や掃出しなどを設けることにより住宅に風を通 しました。構造は柱と梁による軸組み構造として襖や障子で間仕切りをしました。そのため、夏の暑い時期は障子や襖を開け放てば、よく風が流れたのです。隙間風が入るのは当たり前でした。南は庭と縁側を置き間仕切りは障子にして壁を作らないようにしました。壁は北側に設けて冬の冷たい季節風を防ぐようにしました。中国や日本の住宅は夏の湿気や暑さに対して対応することを一番に考えたものでした。湿気は床下から、熱は屋根や壁から伝わりますし、熱気は上にあがっていきますので、出来るだけ床下や天井は高くしました。風が良く通 るためには天井は高いほうが良かったのです。また、天井が低いと圧迫感が出て来て精神的に不安定になりやすく、私たちの心身に悪い影響を及ぼします。

(1) 以前Bさんの住宅の風水調査をした時、「天井が低いと圧迫感があって良いことは一つもありませんよ」とお話したら、同席していたBさんの友人が、「先生、やっぱりそうですか!実は姉が入居してすぐに出て行ったアパートがそうだったんです。私は姉に引越しの手伝いを頼まれて、朝から何やかやと運び込んでいました。引越しの間は忙しかったためアパート全体を良く見ていませんでした。夕方になって荷物が片付きほっと息をついていると、アパートの奥の階段に何かがぶら下がっているのが見えました。何だろうと思って近づいてみるとなんと人がぶら下がっていたんです。首吊り自殺でした。入居したその日にこんなことがあり、姉はすぐに別 のアパートを捜して出て行きました。そのアパートの部屋が今までに見たことのないほど天井が低かったんです。今でもはっきり覚えています。」
 天井の高さは建築基準法で2.4m以上にすることになっていますが、2.6m以上あると良いと思います。

(2)Cさんの3階建ての鉄筋コンクリート住宅を調査した時には、大きな吹き抜けが家の中心にありました。交通 量の多い大通りに面しているため、道路側には出来るだけ窓をあけない設計で作られていました。そのままだと住宅が暗くなるので、明り取りのために家の中心に吹き抜けが作られていました。その結果 、家族全員が集まる広い空間が作れず、中央の吹き抜けの周りに個室が配置されていました。Cさんはこの住宅に住みだしてから姑や夫と不仲になり、三人の子供のうち二人は不登校児になってしまいました。体がだるいと言って一日中ゴロゴロして漫画を読みふけっています。吹き抜けに床を張れば家族の集まる空間は出来るのですが、住宅が暗くなってしまうのでなかなか打つ手がありませんでした。緊急避難的にインテリアや観葉植物を用いた風水改善法をアドバイスしましたが、もっと環境の良い所に住むことをお薦めしました。幸いCさんは郊外に土地を持っていましたので、そこに新築することになりました。

(3) Dさんは事業で成功して住宅を新築しました。まじめで質素な性格なのですが、身内が設計士だったので腕を振るってもらい数億円の豪邸を建てました。設計図は本土で有名な某風水の先生に観てもらいました。住みだして二年ほど経ったころ「あまり住み心地が良くないし、子供の運勢も良くないので観て欲しい」と風水調査の依頼がありました。調査に行くとセキュリティーを考えた大きな門扉や高い塀に囲まれていました。また、土地に目一杯建ててあるので、巨大なコンクリートの要塞のようにも見えます。住宅の中には吹き抜けのある小さな音楽ホールぐらいの部屋がありました。ところが、納戸のようにいろいろな物の置き場になっています。Dさんは吹き抜けのある部屋が使い切れないと悩んでいました。「子供が楽器を演奏すると音が反響してうるさいし、この部屋で夫婦喧嘩や親子喧嘩をするとスピーカーのようになって近所によく聞こえてしまう。予算が大きかったため設計士が腕をふるいすぎて、自分たちの生活に必用のないものまで作ってしまった。三名の子供のうち二人は進学して本土に行ってしまっているので、今は三名しか住んでいない。こんな大きな家を作る必要はなかった。」と悔やんでおられました。コンクリート打ちっ放しの建物が建ってしまった以上、そう簡単に改造することも出来ません。とにかくコンクリートの量 がただものではありませんので、陰性が強くなっています。庭や花壇に出来るだけ土を入れて陽木や花を植えることやインテリアなどのアドバイスしました。吹き抜けの部屋は今は使う人がありません。しばらくは倉庫のようになっても仕方ないので、子供達が結婚して同居するという頃にリフォームを考えることにしました。

(4)Eさんは8階建ての中古マンションの最上階を購入しました。前に住んでいた人はバブルの頃にお金をかけすぎて失敗した人ですので、気にはなったのですが、どうしてもそのロケーションが気に入ってしまい決断しました。Eさんが間取りで気になったのはリビングの吹き抜けでした。掃除も出来ないところに窓があったり、照明を変えるにも足場を組まないといけない状態でした。リフォームする時に相談を受け調査しました。住宅全体からみると大きすぎる吹き抜けでした。ブルーの琉球ガラスがはめ込まれた吹き抜けの壁からは青い光が入って来ていました。子供達がまだ小さいので吹き抜けの一部をロフトにすることを提案しました。ロフト部分の天井や壁に海のイメージの壁紙を張りました。すると青い光が射し込んで揺れて、海にいるような気分になりました。子供達は大喜びです。また、ロフトの上とキッチン、リビングは会話が出来る配置になっているので、Eさん夫婦や子供達がいつも一緒に過ごせるLDKとなりました。

(5)Fさんはバブルの前に事業で成功し、ワンフロア−40坪の2階建て住宅を建てました。住宅の中心が暗くならないように中央のリビングに吹き抜けを設けました。バブルが弾けてからというものFさんの事業もうまく行かなくなりました。家相の本に「家の中心の吹き抜けは凶」と書かれていたため、心配になって二階に床を張り吹き抜けを塞ぎたいと相談されました。話の状況からそのほうが良いと私はアドバイスしました。
 その後、吹き抜けを塞いだので見て欲しいということとインテリアのアドバイスして欲しいと頼まれ指導しました。  一年ほど経って再びFさんに呼ばれました。今度は本格的なリフォームの相談でした。「和来先生見て下さい。あれからすぐに先生に指導された通 りにしましたら、この一年でずいぶん金運が良くなってきたんです。先生には三年前に運勢の総合鑑定もして戴きましたが、『今年から食べるに困らない星が巡る』と書かれていました。本当に今年に入ってドンドンよくなっています。先生の鑑定当たっていますよ。それで、将来のことを考えてまとまった予算を取り、本格的にリファームしようと思っています。私たちの希望を言って設計士に図面 を書いてもらいましたが、家内も是非先生に改築のプランをお願いしたいというものですからまたよろしくお願いします。」

(6)
Gさんから「新居に入ってから家族の体調が悪いので調査して欲しい」という風水調査の依頼がありました。訪ねると打ちっ放しのコンクリート住宅で、道路に面 した玄関側に二階に上がる階段とともに吹き抜けがありました。この地域はショッピングセンターも近く便利なため、土地を分譲する時にはかなり人気のある場所でした。ところが、いざ住宅を建てると隣近所も皆土地ギリギリに2階建て、3階建てのコンクリート住宅を建てたため三面 が塞がれてしまい、北東の道路側からしか光が入らないようになってしまいました。住宅は昼でも暗い状態でカビの匂いがします。コンクリートが打ちっ放しなため湿気も多くなっているようです。家族が体調を崩すのも無理はありません。こういう環境では自分の住宅だけでどうにかなるものではありません。持ち家で無ければすぐに引越すことをお薦めしますが、やっと手に入れたマイホームですのでそうもいかないようです。唯一つ救いがあったのは吹き抜けがあったことでした。吹き抜けの高い窓から入る光が住宅の真中辺まで届いていました。もし、吹き抜けが無かったらかなり暗い住宅になって、家族はもっと体調を崩したかもしれません。出来るだけ多くの備長炭を置いて湿気を減らすことを提案しました。

 以上のように吹き抜けの吉凶については一概に言えませんが、住宅中心の吹き抜けや大きすぎる吹き抜けは注意したほうがよいようです。玄関上の吹き抜けや小さな吹き抜けであれば、大きな問題は無いと言えるでしょう。
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